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ニューヨークひとりぼっち(後編)

スタッテンアイランドはイタリヤ系の白人が多かったようで、町の雰囲気は気持ちよかった。 見つけた物件はフェリーのターミナルの駐車場から近く、高台で夜景が素晴らしかった。 余談だが、駐車場がとてつもなく広く、一寸厄介だった。 ブルックリンとスタッ…

ニューヨークひとりぼっち(前編)

ニューヨークには2回駐在したが、これは1回目のときのことである。 家族から離れての単身赴任であった。 日本人ボスはロングアイランドのクイーンズ区にある、通称「国連村」という、国連職員用に建てた、地下1階地上2階建てのタウンハウスという長屋の…

ヨハネスブルグへの旅

記憶、それは額縁に入った絵のようでもあり、空に浮かぶ白い雲のようでもある。 他から離れ、一つだけ離れて浮いている記憶がある。 それは、アフリカ大陸の南端にある、南ア連邦のヨハネスブルグとダーバンへの旅である。 いつのことやら、時期は はっきり…

泡と消えたアメリカン・ドリーム

私は25年勤めた会社を50才で辞めた。 定年まではまだ15年残っていた。 厚生年金もあと15年掛け金を払い込まないと満額貰えないことは知っていた。 私は米国に10年と半年滞在し、最初から自分の商売ネタを探していた。 私は商社マンだったからだ。 「一身上の…

義理の娘

我が家には息子は二人いるが、娘がいない。 片方の息子が一緒に暮らしている女性がいると報告してきた。 今度は一生一緒に暮らしていける相手かと訊いたら、そうだという。 彼は既に自立しており、一人でマンションに暮らしていた。 年もいっているし、良か…

家物語

「家」というテーマで面白い話しになるかって? 読んでから教えてください。 家といっても、全て購入または、設計からスタートして新築したものだけですよ。 賃貸したのは含めていません。 引っ越しの件数も普通ではなく、引っ越し業者さんに随分美味しい思…

トリスタンとイゾルデ

「トリスタンとイゾルデ」という悲恋物語を知らない人がいたら、 読んでください。トリスタンはフランス人の男性の名前です。 イゾルデはアイルランドの王女ということになっていますが、 フランス読みでは「イズー」となります。 つまり、「トリスタンと イ…

子供の名前

男の子が二人いる。 生まれたときの悦びを思いだすと、命名の経緯が甦る。 長男の時は源氏物語の光の君にあやかって「光」が第一候補。 しかし、いずれ外国で暮らす予定だったので、呼びやすいように、ジョー(譲)や ケン(健)も考えた。 しかし、「十戒」…

標高が高い大都市

標高が海抜ゼロメートル以下の大都市といえば、オランダのアムステルダム。 日本の沿岸の都市は殆ど海面すれすれ。 ところが世界にはとんでもなく高いところに都市がある。 アメリカはコロラド州のデンバー市は標高ワンマイル(1609メートル)。 The Mil…

違う道

誰でも何度となく、あそこでああしていたら、違う人生があったなあ、という思い出をお持ちでしょう。 私の最初の人生分かれ道。 区立中学からの高校進学。 少しだけ人より勉強が出きると、東大を出て、末は博士か、大臣かという時代。 東大を目指すなら、学…

キャンバスから絵が消えた

キャンバスから絵が消えた。 主人公の若い二人は同じ高校に通った。 大学でめぐり逢い、半年の交際の後だった。 彼女の記憶の中から、彼の記憶だけが消えてしまった。 ほかのことは全部変わらないのに、彼のこと、彼との交際の記憶だけが消えてしまった。 高…

タンシヌル チョア ハムニダ (あなたがすきです)

本当は タンシヌル サランハムニダ (あなたを愛しています) と言える相手がいれば素晴らしい。 お隣の国は女性大統領で注目していたのに、残念なことになって いますね。 米国も女性大統領が生まれないかなあ。 女性が活躍し、強くなるのは、世界の、又、…

日本の人口減少

少子化が問題視され、官民総出で対策実行中だが、遂に人口減少に至ったとは実に嘆かわしい。 他に、少子化につながる問題として、結婚の高齢化が問題視されていたが、これも、更に、悪化し、結婚をしない男女、特に、男性が増えているという。 我々、昭和の…

先ずは自己紹介でしょ。

後期高齢者。男性。東京育ち。但し、神奈川県横須賀市生まれ、 生後直ぐ伯父さんに貰われて麻布十番のそばで成人した。 一人っ子育ち。終戦直前の1年間、千葉県香取郡(今は成田市) の親戚に疎開し戦火を逃れる。高校は靖国神社の隣り。 大学はJR巣鴨駅から…