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この世の華(4)

 8番目は変わったお話です。 今はなき日本の商社がどこかの国の首脳に日本女性を世話したのは有名な話です。 もっと昔、米国領事に日本女性が差し出された話もありました。 現代でも良くあることかもしれませんが、私にはただ一度の事件でした。 これは、ニューヨークでのことです。 出入り業者に食事の接待抜きで、いきなり、マンションのひと部屋に案内され、部屋に入れられました。 中には女優のような美女が待っていました。 イタリヤ系のカナダ人でニューヨークに出稼ぎに来ていると云ってました。 黒髪で、色は透き通るような白さで、肌は柔らかく、理想的な美女です。 直ぐに手放すのが惜しくて、彼女に頼んだら、派遣もとに時間延長をかけあってくれました。 彼女に次は直接会えないか聞いてみたが、決まったルートがあるようで、どうにもなりませんでした。 出入りの業者に頼めば簡単だったのですが、こちらが不利になってはまずいので、結局一度だけの素晴らしい贈り物となりました。

 9番目はブラジルのサンパウロで会ったポルトガル系の白人の女の子のお話。 大学の先輩でもあり、日本の職場でも先輩だった支店長が食事のあと、ダンスホールに連れて行ってくれました。 先輩が合図すると、10台と思われる若い女の子がテーブルにきて、フロアーに引っ張り出されて少し踊りました。そのあとは、またも、女の子に引っ張られて、ホテルに連れていかれました。 彼女の皮膚は少し褐色がかっていて、まるでリオのカーニバルから飛び出して来たような感じでした。 アメリカの女の子たちとは大違いで、底抜けに明るく、駐在員が日本に帰りたがらない訳が良く分かりました。

 10番目は上記ブラジルのあとに行った、アルゼンチンのブエノスアイレスでのお話。

ここも、支店長が大学の先輩で歓待してくれました。 当時のアルゼンチンは猛烈なインフレの最中で、輸入物のスコッチは目が飛び出す様な値段でした。 しかし、食事のあとでフラメンコのショウに連れて行ってくれ、そこに女性が現れ、ホテルに行きました。 水割りのアルコールが薄かったのでたっぷり楽しめました。    (つづく)