「孫子の兵法」

 今日は「秋のためらい」と呼びたくなるような、靄(もや)が

立ち込める天気で、気分が重い。青い秋空と白い雲が恋しい。

実は、近隣のカメラ対象が乏しくなったのと、体調が安定して

きたので、行動半径を拡げたいのである。ここから西に向かうと、

奥多摩湖とか、相模湖とか、高尾山など、見どころが近い。

 

 話が飛ぶが、個人的な問題だが、日本や中国より西洋の

文物が好きで、中国の四書五経とか、老子孔子などは触れた

ことが無い。頭っから、そんな古臭い物は現代に通用する

筈がないと感じていたように思う。まあ、無関心と云った方が

早い。暫く前になるが「孫子の兵法」というテレビ・ドラマが

あった。若い孫子の物語りで、ドラマとしては面白かった。

然し、所謂「孫子の兵法」が何たるかは描かれていなかったと

思う。

 

 ところが、最近、古い西洋の文書を再確認しようと、阿刀田

高氏のギリシア神話、ダンテの神曲コーランなどの解説書を

読んでいるうちに、「孫子の兵法」も解説書くらいは読んで

おこうかと、田口佳史氏の『超訳』を購入してみた。

分かり易く解説されているので言っていることは分るが、

並みの人間には出来ないことばかりと感じた。

 

 「良薬は口に苦し」のような感じだったが、「孫子の兵法」

とは何ぞや、という疑問は解消出来たので、気持ちは「秋晴れ」

である。

 

ブエノスアイレスからの便り

 ニューヨークに20年住んでいる知り合いが夏休みなのか

3週間ブエノスアイレスに行ってくるとブログに書いていた。

ニューヨークからはほぼ毎日ブログに記事を載せていたが、

移動中の為か、しばらく休んでいた。

 

 旅先からは投稿出来ないのかと思っていたら、9月1日から

毎日入っているのを今日見つけた。今時、世界中何処に居ても

検索・投稿が出来るのは当然だが、実際に投稿を見ると嬉しくなる。

 

 それとともに、自分の40年前の一夜の記憶がぼんやりと

脳の奥の方に蘇った。発祥の地、スペインではなかなか見れない

というフラメンコをブエノスアイレスダンスホールの小さな

ステージで見た。ヒールで床を叩く音も、カスタネットの音も、

ダンサーの姿もその記憶には無い。長い年月の間に溶け去った

ようだ。

 

 当時もインフレが話題になっていたが、近年も進行している

らしい。現地に駐在する日本人はUSドルで給料を貰うから

実害は無いようだったが、旅行者は大変だろう。

 

 アルゼンチンとかウルグアイとかはほとんど知らない国だが、

ブエノスアイレスにはリトル・トーキョーがあるとのこと。

日本からは遠い異国で、日本には知られていないから、私の

知人からのブログは貴重だと思う。↓ ↓ ↓

                      http://blog.livedoor.jp/tangoprince

 

 

 

 

 

 

実りの秋近し

 早朝散歩を止め、夕方散歩に切り替えたが、5時ごろ目覚め、

作戦として朝食を摂ってベッドに戻ってみた。

 直ぐ目が覚めるが起きないで、横になっていたら自然と

眠りに落ちる。一時間で目が覚める。それを繰り返す。

 10時ごろ、もういいだろうとベッドを離れた。

 ガラス戸を開けて外を見ると、空が青く、風が涼しくて

気持ちが良い。

 

 夕方まで待てずに散歩に出かけた。しばらくぶりに

玉川上水を目指した。残念だが鯉がいなくなった。

 

 散歩のルートを変えると目新しいものにめぐり合うもの。

かぼちゃの花か、大きく黄色い花を見かけ、念のため近寄って

確認したら、なんと、冬瓜の花で、スーパーで売っているような

大きいのがごろごろぶらさがっている。

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柿も黄色くなってきた。栗の実も大きくなり、実りの秋が近い。

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それと、いよいよ、抜けるような青空が戻って来た。

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夕方の散歩の効用

 眠りが浅く、常に睡眠不足の状態で困っていたら、医師から

夕方散歩すると夜良く眠れるよと云われた。

 

 睡眠導入剤を処方してくれた医師もいたが、睡眠薬というと

自殺に使う薬というイメージがあって、飲む気がしない。

自殺しようと睡眠薬を沢山飲んだら、寒気、吐き気がして、

苦しくて床の上を転げまわった、という話をどこかで聞いた

ことがあり、それが頭の中に残っていたようだ。

 

 60才頃ゴルフをやらなくなってから、歩かなくなって、

医者から歩いていますか、歩いてください、と云われても、

自分の身体に自信を持っていたので、無視していた。

 

 その前から、禁煙を勧められ、煙草は利尿作用以外は

悪いことばかりだから、止めた方が良いですよ、と云われたが、

胸部レントゲンでも異常はないから無視していた。

 

 その結果、高血圧とか高血糖になったが、正常値の上限を

超えた程度だし、年なんだから仕方ないと、気にしていなかった。

 

 70才辺りから、若干故障が出て来て、出来るだけ歩くように

なったが、煙草は止めなかった。

 

 約5年前、76才で心臓の冠状動脈の狭窄により、立って

いられなくなり、生れて初めて救急車で病院に搬送され、

カテーテル治療で無事に済んだ。然し、血液をサラサラに

する薬、血糖を減らす薬、コレステロールを減らす薬、

等々、薬を飲むのが仕事になった感じ。

 

 これでようやく、禁煙、ウオーキングも始めた。

最初は季節も冬だったので、午後歩いたが、夏になったら、

暑いから、早朝歩くようになった。そうしたら、睡眠時間が

短縮されたから、日中眠くて仕方が無い。

 

 そこで、医師に相談したら、夕方の散歩を勧められた訳

である。然し、習慣は恐ろしいもので、朝の4時から5時には

目が覚める。だから、朝食後もう一度寝ることにした。

 

 そして、涼しくなった今日から夕飯後に散歩してみた。

暗いから歩き難いが、車の照明を浴びるように、道路の

右側を歩く。安全のためにウオークマンのイヤホンも

右だけにする。

 

 新発見もあった。蝉は昼間しか鳴かないと思っていたら

夜まで鳴くのか。秋の虫の声なのか蝉の声なのか分からない。

 

 年を取ると身体の心配もしなければならず、結構忙しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

電機製品との付き合い

 このところ電気製品が相次いで故障した。

 

(1)固定電話:ファックスが送れないという故障。

多分寿命とみて、通販で同じ機種の後継機を購入、

自分で回線を繋ぎ、事なきを得た。

 

(2)エアコン:電源が入らないという故障。

20年以上使っているから寿命とみて、家電量販店で新品を

購入して、下請け業者に取り付けて貰って一件落着。

 

(3)携帯電話:携帯同志のメールのやりとりは出来るのに、

通話で音声が出ないというトラブル。

固定電話からかけたら、「電源が入っていないか、

電波の届かないところ・・・」というメッセージ。

内臓マイコンが寿命だったら、修理か、買い替えと思い、

契約会社の店に持って行った。「30分待ち」と云われて待つ。

然し、契約がファミリープランで息子が契約者と判明。

その契約者が来ないと受け付け出来ないと云う。

息子にその旨伝えたら、「メールが出来て通話が出来ないのは

ヘンだが、そのうちこっちに来て処理する」と云う。

そこで、一旦帰宅。ところが、そのあとで息子から、新しい

携帯電話を買って、シムカードを移せば良いと云ってきた。

本体後ろの蓋を開け、バッテリーを外してシムカードを取り出して

見るだけ見て、元に戻して蓋を閉めた。

ところがである、念のため、電話を使ったみたところ、ちゃんと

音声が出るのである。どこかで接触不良が起きていただけのようだ。

 

 高温多湿のせいで起きた異常現象かもしれない。

 

 

 

スマホで初の投稿

 スマホでの初めてのはてなブログ投稿。

 入力が大変だと敬遠していたが、はてなブログのアプリを見つけて、やってみたら、パソコンと大差がないことを発見。

 むしろ、スマホのほうが楽かも。

 気に入った。

 

 

夏も終わりの花日記

 近所の農家さんの取れたて野菜のスタンドで

火曜と金曜に買って来て食べるトマトが遂に終了。

スーパーのトマトはトマトの味がしない。残念無念。

 

 花も近隣の築40年以上のお宅の庭で丹精されている

のを、花盗人の気分で写真を撮らせて頂いてきたが、

サルスベリとヒマワリ位しかないし、ファイトが湧かない。

 

 秋は花より果物の季節だし、散歩の写真はあきらめ、

昭和記念公園とか奥多摩連峰に足を伸ばすしかないようだ。

 

 今朝の収穫は下の通り。

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