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へー、ほんと? 第二十一話

 彼は初めてニューヨークに単身赴任したとき、

若いハワイ生まれの中国系アメリカ人の男子大学生と、

同じく若いインドからの男性技術研修生と一軒家の

二階に、部屋は別々ですが、キッチン・トイレを

シェアして、共同生活したことがありました。 

 中国人の大学生は昼間働き、夜、学校に通っていました。

いよいよ、卒業の時期となり卒業論文を提出することに

なりました。 ところが、大学生はタイプが上手に打て

ないのです。 他方、彼はタイプが得意なので、大学生の

原稿を預かり、清書してあげました。 

大学生は無事卒業して、下宿から出て行きました。 

 インド人のほうは、毎日出勤ではなく、部屋にいる

ことが多く、よくベッドに寝ていました。 

一度、カレーを作ったから一緒にと云われて、口に

入れたら香りが強いのと、辛いのとで食べられません。

一度で懲りてしまったそうです。 

 ある時、インド舞踊団が来ていて、某大学の講堂で

舞台があるから、一緒に観に行かないかと誘われて、

見に行ったそうです。 初めての体験であり

その後もチャンスは無く、良い思い出を貰ったと

有難く感じたそうです。

 ダンスといえば、フラメンコもニューヨークで

初めて見たそうです。 先輩がショーをやっている

レストランに連れて行ってくれたのです。

 あとで知ることになりますが、フラメンコは

スペインでもほとんど見ることがないそうで、

彼はアルゼンチンでもう一度見るという幸運に

恵まれます。

 次は、大学のキャンパスの話です。 

彼は家族とボストン近郊のハーバード大学とMIT=

マサチューセッツ工科大学のキャンパスに行った

ことがあります。 

 日本でも本郷にある東京大学のキャンパスには

一人でも行ったし、彼女と散歩に行ったこともあり、

米国に行った以上ハーバード大学のキャンパスは

見ておこうと決めており、そのあと、港のピア4にある

突堤の先にある有名レストランでロブスターを食べて

きたのだそうです。

 ニューヨークには陸軍士官学校がありますが、この

資料館にも行って来ました。 そして、コロラド州

デンバー市に駐在した時は、ボールダーのコロラド大学と

コロラドスプリングスの空軍士官学校のキャンパスも

覗いて来たとのことです。

 アメリカは観るところが限られていることもあり、

普通の男性には大学巡りも観光になります。

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観て来たインド舞踊はもっと古典的で、中国の

京劇みたいなものでしたが、適当な写真がなく、

ネットから現代的なものですが、借りてきました。