へー、本当? 第十八話

 スペインと云えば、首都マドリッド、オリンピックが開催

された、バルセロナが有名ですが、北の方、フランスとの

国境に近いところにある、ビルバオという町を知っている

日本人は少ないと思います。この町はかつては製鉄と造船で

栄えたのですが、今は芸術都市になっています。

 

 ある日本人の男がアメリカに駐在しているときに、

米国人と一緒にこの町を訪れました。この町は山に

囲まれており、天気が不安定で、飛行機の着陸が

困難なことがよくあったそうです。訪問先の担当者が

大歓迎してくれて、パテイオのあるレストランで

豪華なランチに招待。延々2時間にわたり、いろいろな

料理が出され、ワインがひっきりなしにつがれるので、

眠気を抑えるのが大変だったそうです。

(写真の通り、周りは山岳地帯)

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 スペインでは、朝が早く、昼は自宅に帰って食べて、

昼寝し、それから夜は遅くまで働き、レストランの

デイナ―は9時からとのことでした。余談ですが、

タクシー代が大変安いのも一寸意外でした。

 

 泊まったホテルでも、職員みんなが歓迎ムードで

下のように記念写真に応じてくれました。

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さて、ビルバオバスク州にありますが、バスク地方

方言は日本語に似ており、顔つきも日本人に似ている

人がいるそうです。太古の時代にモンゴル人でも移住

して来たのでしょうか。

 

 スペインは過去に自治州が認められ、独立運動

あったそうです。当時も、反政府活動があったようで、

山の中を空港に向かう途中で銃を持った軍人の検問を

受けました。幸い、米国人がいたので、直ぐに解放

されましたが。

 

 本当に世界にはいろいろなことがありますね。